腰痛の原因と対策|ぎっくり腰・慢性腰痛・繰り返す腰痛を柏市の理学療法士が解説

query_builder 2026/07/28
腰痛自律神経
IMG_5433

ぎっくり腰や慢性腰痛でお悩みではありませんか?

「朝起きると腰が痛くて立ち上がるのがつらい」 「何度もぎっくり腰を繰り返している」

「長時間座っていると腰が重だるくなる」

「病院では異常なしと言われたけれど痛みが続いている」

このようなお悩みを抱えながら、日常生活を送っている方は少なくありません。


腰痛は、日本人にとって非常に身近な症状の一つです。仕事や家事、育児、趣味など、あらゆる場面で腰は大きな負担を受けています。


そのため、一度腰痛が起こると、仕事のパフォーマンスが落ちたり、外出がおっくうになったり、好きだった運動や旅行を諦めてしまう方もいらっしゃいます。


実際に柏市のフィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院にも、

「もう何年も腰痛と付き合っている」

「湿布や痛み止めでは一時的によくなるだけ」

「マッサージを受けても数日で元に戻ってしまう」といったご相談を多くいただきます。


しかし、腰痛には「一つの原因」があるわけではありません。


例えば、同じ「腰が痛い」という症状でも、筋肉の疲労が原因となっている場合もあれば、関節の動きが悪くなっている場合、神経が過敏になっている場合、歩き方や姿勢のクセが影響している場合など、その背景は人によって大きく異なります。


さらに、痛みが出ている腰そのものではなく、お尻や股関節、足首の動きの悪さ、体幹の筋力低下など、身体の別の部分が原因となって腰へ負担をかけているケースも少なくありません。


だからこそ、「腰だけを揉めば治る」「とりあえず安静にしていれば大丈夫」という考え方だけでは、根本的な改善につながらないことがあります。


特に、ぎっくり腰を何度も繰り返している方や、慢性的な腰痛が3か月以上続いている方は、一時的に痛みを抑えることだけでなく、「なぜ腰へ負担がかかっているのか」を見つけることが重要になります。


当院では、理学療法士として22年以上の臨床経験の中で、多くの腰痛患者様を担当してきました。また、理学療法士養成校では500名以上のセラピストを指導し、腰痛に対する評価方法や運動療法について教育にも携わってきました。


その経験から感じるのは、腰痛の改善には「痛みだけを見る」のではなく、「身体全体の動き」を評価することが非常に重要だということです。 例えば、歩き方のクセによって腰への負担が増えている方、股関節が硬くなって腰だけで動いてしまう方、体幹だけでなくお尻の筋肉が十分に働いていない方など、原因は一人ひとり異なります。


そのため、当院では姿勢や歩行、関節の可動域、筋力、筋肉の使い方まで総合的に確認し、その方に合った施術や運動療法をご提案しています。


また、近年では世界的な腰痛のガイドラインでも、必要以上の安静よりも、適切に身体を動かしながら回復を目指す「運動療法」の重要性が数多く報告されています。


もちろん、すべての腰痛が同じ対応でよいわけではありませんが、状態を正しく評価したうえで身体を動かすことは、再発予防や日常生活への早期復帰にもつながると考えられています。


本記事では、ぎっくり腰や慢性腰痛、繰り返す腰痛について、理学療法士の視点から分かりやすく解説します。 「なぜ腰痛が起こるのか」 「どのような生活習慣が腰へ負担をかけるのか」 「自宅でできるセルフケアにはどのようなものがあるのか」 「改善しない場合には何を見直すべきなのか」 これらを順番にご紹介していきます。


腰痛は、原因を正しく理解し、自分の身体に合った対策を行うことで、症状の改善や再発予防が期待できるケースも少なくありません。


ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の腰痛と向き合うきっかけにしていただければ幸いです。

第1章 なぜ腰痛が起こるのか?|腰痛の種類とメカニズム

腰痛と一言でいっても、その原因や症状は人によって大きく異なります。


「ぎっくり腰で突然動けなくなった」

「何年も腰が重だるい」

「お尻から足にかけてしびれがある」

「立っていると腰が痛くなる」

これらはすべて腰痛の一種ですが、身体の中で起きていることは同じではありません。


そのため、腰痛を改善するためには、まず「自分の腰痛がどのようなタイプなのか」を知ることが大切です。


ここでは、理学療法士の視点から、腰痛の種類や起こるメカニズムについて分かりやすく解説します。


【腰痛は一つの病気ではありません】

「腰痛」という言葉は病名ではなく、腰の周囲に痛みを感じる状態の総称です。

腰痛を引き起こす原因は一つではなく、さまざまな要因が複雑に関係しています。

例えば、次のようなものがあります。

◯ 筋肉や筋膜の疲労・緊張

◯ 関節の動きの低下

◯ 椎間板への負担

◯ 靭帯の損傷

◯ 神経への刺激

◯ 骨折や感染症などの病気

◯ 内臓の病気による関連痛


さらに、レントゲンやMRIで異常が見つからないにもかかわらず腰痛が続く方もいれば、反対に椎間板ヘルニアや加齢による変形があっても、まったく痛みを感じない方もいます。


つまり、「画像で異常がある=痛みの原因」とは限りません。 近年では、腰痛は身体だけの問題ではなく、運動不足や姿勢、生活習慣、睡眠不足、ストレスなども影響すると考えられています。


そのため、腰だけを診るのではなく、身体全体を評価することが、根本的な改善につながる第一歩となります。


【ぎっくり腰(急性腰痛)とは】

ぎっくり腰は正式には「急性腰痛」と呼ばれ、突然強い腰の痛みが現れる状態です。


朝起き上がるときや床の物を拾うとき、重い荷物を持ち上げた瞬間など、何気ない動作をきっかけに起こることが多くあります。

「魔女の一撃」と表現されるほど激しい痛みを伴うことがありますが、多くの場合、骨が折れているわけではありません。


主な原因として考えられるのは、

◯ 筋肉や筋膜への急激な負担

◯ 靭帯の軽微な損傷

◯ 腰椎や骨盤周囲の関節へのストレス

◯ 身体を支える筋肉の急激な防御反応

などです。


急激な負担が加わると身体は腰を守ろうとして筋肉を強く緊張させます。

その結果、腰が動かせなくなり、「少し動くだけでも痛い」という状態になります。


しかし、ぎっくり腰は突然起こったように見えても、その背景には日頃からの身体の使い方が関係していることが少なくありません。

◯ 股関節が硬くなっている

◯ お尻の筋肉が十分に働いていない

◯ 長時間同じ姿勢で過ごしている

◯ 歩き方のクセによって腰へ負担が集中している


このような状態が続いていると、ある日小さなきっかけでぎっくり腰を発症することがあります。


そのため、痛みが治まった後も原因を見直し、再発を防ぐことが大切です。


【慢性腰痛とは何か】

一般的に、3か月以上続く腰痛は「慢性腰痛」と呼ばれます。

慢性腰痛では、

「朝起きると腰が痛い」

「夕方になると腰が重くなる」

「長時間座っていると腰がつらい」

「立ち仕事の後に痛みが強くなる」

などの症状が続くことがあります。


慢性腰痛では、炎症だけが原因ではありません。

長期間痛みが続くことで、

◯ 筋肉が硬くなる

◯ 関節の動きが悪くなる

◯ 身体をかばうクセが身につく

◯ 筋力や持久力が低下する

◯ 血流が悪くなり疲労が回復しにくくなる といった悪循環が起こります。


さらに、「痛いから動かない」という生活が続くことで、身体の機能はさらに低下し、少しの負担でも腰痛が起こりやすくなってしまいます。


そのため、慢性腰痛では痛みを和らげるだけでなく、身体の動きを改善する運動療法や生活習慣の見直しが重要になります。


【神経が関係する腰痛と筋肉が関係する腰痛】


腰痛には、筋肉や関節が主な原因となるものと、神経が関係するものがあります。

筋肉や関節が原因の場合には、

◯ 腰を動かすと痛い

◯ 同じ姿勢でいると痛みが強くなる

◯ 動き始めに痛みがある

◯ 温めると楽になることが多い


という特徴がみられることがあります。


一方で、神経が関係する腰痛では、

◯ お尻から足へ痛みが広がる

◯ 足にしびれが出る

◯ 足に力が入りにくい

◯ 長時間歩くと症状が強くなる

といった症状が現れることがあります。


代表的な疾患には、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などがあります。


ただし、実際の臨床では筋肉の緊張が神経を刺激しているケースや、神経と筋肉の両方が影響しているケースも少なくありません。


そのため、症状だけで自己判断せず、身体全体を評価することが大切です。


【痛みが出ている場所が原因とは限らない】

腰が痛いからといって、必ずしも腰そのものに原因があるとは限りません。

理学療法士として多くの腰痛の方を評価してきた中でも、実際には腰以外に原因が見つかるケースを数多く経験しています。


例えば、

◯ 股関節が硬くなっている

◯ お尻の筋肉が弱くなっている

◯ 背中(胸椎)の動きが悪い

◯ 足首が硬く、歩き方に偏りがある

◯ 左右の筋力バランスが崩れている


このような状態では、本来股関節や背中で分散されるはずの負担が腰へ集中し、腰痛を繰り返しやすくなります。


例えば、股関節が十分に曲がらない方は、物を拾う動作で腰だけを大きく曲げてしまいます。


また、お尻の筋肉が十分に働かない方は、歩くたびに腰の筋肉が必要以上に頑張らなければならず、慢性的な疲労につながります。


このような場合、腰だけをマッサージしたり電気をかけたりしても、一時的に楽になるだけで、根本的な改善にはつながらないことがあります。


当院では、腰だけを見るのではなく、姿勢や歩行、関節の可動域、筋力バランス、身体の使い方まで総合的に評価し、

「なぜ腰へ負担が集中しているのか」

を明らかにしたうえで、一人ひとりに合わせた施術と運動療法をご提案しています。 腰痛にはさまざまな種類があり、その原因も人それぞれ異なります。


まずは自分の腰痛を正しく知ることが、改善への第一歩です。

第2章 腰痛が起こりやすくなる生活習慣とは?

「特別なことをしたわけではないのに腰が痛くなった」

「年齢のせいだから仕方がないと思っている」

「仕事だから腰痛は避けられない」

このように考えている方は少なくありません。


もちろん、加齢による身体の変化も腰痛に影響しますが、実際には日々の生活習慣や身体の使い方が積み重なり、腰への負担を増やしているケースが多く見られます。


腰は、立つ・座る・歩く・物を持つなど、あらゆる動作で身体を支える重要な役割を担っています。


そのため、毎日の生活の中で少しずつ負担が蓄積すると、ある日突然ぎっくり腰を起こしたり、慢性的な腰痛へとつながったりすることがあります。


ここでは、腰痛が起こりやすくなる代表的な生活習慣について解説します。


【デスクワークが腰へ与える負担】

近年、腰痛のご相談で特に多いのがデスクワークによる腰痛です。


パソコン作業が続くと、知らないうちに前かがみの姿勢になり、腰や背中の筋肉が長時間緊張した状態になります。


さらに、同じ姿勢を続けることで血流が悪くなり、筋肉に疲労物質が蓄積しやすくなります。


特に次のような習慣がある方は注意が必要です。

◯ 1時間以上座り続けることが多い

◯ 猫背になりやすい

◯ パソコン画面をのぞき込む姿勢になっている

◯ 足を組むクセがある

◯ 椅子の高さや机が身体に合っていない


座っている姿勢は一見楽に見えますが、姿勢が崩れると立っているとき以上に腰へ負担がかかる場合もあります。


そのため、1時間に1回程度は立ち上がり、軽く歩いたりストレッチをしたりすることが腰痛予防につながります。


【立ち仕事でも腰痛は起こります】

「立っているだけだから腰には負担が少ない」と思われる方もいますが、実際には立ち仕事による腰痛も非常に多く見られます。


販売職や接客業、美容師、調理師、医療・介護職などでは、長時間立ち続けることが日常的です。


立ち仕事では、

◯ 同じ姿勢を長時間続ける

◯ 身体の重心が片側へ偏る

◯ 中腰姿勢が多い

◯ 足腰の筋肉が疲労しやすい


といった特徴があります。


また、片足に体重を乗せるクセや反り腰の姿勢が続くと、腰の筋肉が常に緊張した状態となり、慢性的な腰痛につながることがあります。


立ち仕事では、「正しい姿勢を保とう」と意識し過ぎるよりも、適度に体重移動をしたり、歩く機会を作ったりすることが腰への負担を軽減するポイントです。


【運動不足と筋力低下の影響】

腰痛と深く関係しているのが運動不足です。

便利な生活になったことで歩く機会が減り、身体を支える筋肉が十分に使われなくなる方が増えています。


特に重要なのは、

◯ お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)

◯ お腹の筋肉(体幹)

◯ 太ももの筋肉

◯ 股関節周囲の筋肉


これらの筋肉です。


これらが弱くなると、本来足や股関節で支えるはずの負担を腰だけで支えるようになり、腰痛が起こりやすくなります。


また、筋力だけではなく柔軟性の低下も見逃せません。


股関節や太ももの筋肉が硬くなると、前かがみや立ち上がる動作で腰が必要以上に動いてしまいます。


その結果、小さな負担が積み重なり、慢性的な腰痛やぎっくり腰を繰り返す原因になることがあります。


腰痛予防には、激しい運動よりも「継続して身体を動かす習慣」を作ることが大切です。


【40代以降に増える身体の変化】

40代を過ぎる頃から、「以前より腰が痛くなりやすくなった」と感じる方が増えてきます。

これは年齢そのものが原因というより、身体の機能が少しずつ変化していくことが影響しています。


例えば、

◯ 筋力が低下する

◯ 関節の柔軟性が低下する

◯ 回復力が落ちる

◯ 運動量が減る

◯ 体重が増えやすくなる


これらが重なることで、若い頃には問題なかった動作でも腰へ負担がかかりやすくなります。


しかし、年齢を理由に諦める必要はありません。

適切な運動療法や歩行改善、筋力トレーニングを行うことで、身体の機能は何歳からでも改善を目指すことができます。


実際に当院でも、50代・60代・70代の方が歩行や姿勢を改善することで、腰痛が軽減し、旅行や趣味を再び楽しめるようになったケースを多く経験しています。


【ストレスや睡眠不足も腰痛に関係することがあります】

腰痛というと筋肉や骨格だけが原因と思われがちですが、近年ではストレスや睡眠不足も腰痛に影響することが分かってきています。

強いストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、筋肉が緊張しやすくなります。


さらに睡眠不足が続くと、

◯ 疲労が回復しにくい

◯ 痛みに敏感になりやすい

◯ 血流が悪くなる

◯ 身体を動かす意欲が低下する


といった悪循環が起こります。


特に慢性腰痛では、身体だけではなく心身の疲労が重なっているケースも少なくありません。

そのため、腰痛対策では施術や運動だけでなく、

◯ 十分な睡眠を確保する

◯ 規則正しい生活を送る

◯ 適度な運動を続ける

◯ 身体を温めて血流を促す

◯ ストレスをため込み過ぎない

といった生活習慣を整えることも大切です。


腰痛は、毎日の生活習慣の積み重ねによって起こることが少なくありません。


だからこそ、日々の身体の使い方を少し見直すだけでも、腰への負担を減らし、ぎっくり腰や慢性腰痛の予防につながる可能性があります。


次章では、自宅で今日から始められる腰痛対策やセルフケアについて詳しくご紹介します。

第3章 今日からできる対策|腰痛でも続けられるセルフケア

腰痛を改善したいと思うと、「何か特別な運動をしなければいけない」と考える方が少なくありません。


しかし、痛みがある状態で無理なストレッチや激しい筋力トレーニングを行うと、かえって症状が悪化してしまうことがあります。


大切なのは、「頑張り過ぎること」ではなく、「腰への負担を減らしながら、少しずつ身体を動かしていくこと」です。


近年の腰痛治療では、必要以上に安静を続けるよりも、状態に合わせて適度に身体を動かすことが推奨されています。


もちろん、すべての腰痛に当てはまるわけではありませんが、多くの腰痛では身体の機能を維持・改善することが、回復や再発予防につながると考えられています。


ここでは、ご自宅でも取り組みやすいセルフケアをご紹介します。

【まずは痛みを悪化させないことが大切】 腰痛があると、「動いた方がいいのか、それとも安静にした方がいいのか」と迷われる方は多くいらっしゃいます。


急性のぎっくり腰などでは、痛みが非常に強い時期に無理をすると症状が悪化することがあります。


そのため、まずは痛みを強くしない範囲で過ごすことが大切です。


意識したいポイントは次のとおりです。

◯ 強い痛みを我慢して無理に動かない

◯ 長時間同じ姿勢を続けない

◯ 痛みが少ない姿勢を見つける

◯ 重い荷物を急に持ち上げない

◯ 少し動けるようになったら短時間の歩行を始める


「痛いからまったく動かない」という状態が何日も続くと、筋力や関節の動きが低下し、回復が遅れることがあります。


無理は禁物ですが、身体の状態に合わせて少しずつ日常生活へ戻していくことが重要です。


【硬くなりやすい筋肉をやさしく動かす】 腰痛の方は、腰だけではなく周囲の筋肉も硬くなっていることが少なくありません。 特に硬くなりやすい部位は、

◯ お尻の筋肉

◯ 股関節の前側

◯ 太ももの裏側

◯ 背中の筋肉

◯ ふくらはぎ などです。


これらの筋肉が硬くなると、歩く・立つ・しゃがむといった日常動作で腰への負担が増えてしまいます。


そのため、痛みのない範囲で軽くストレッチを行ったり、関節をゆっくり動かしたりすることが大切です。


ただし、痛みを我慢して強く伸ばしたり、反動をつけたりするストレッチは逆効果になる場合があります。


「気持ちよく伸びる」と感じる程度を目安に、毎日少しずつ続けることが改善への近道です。


【歩き方を見直すことも腰痛対策になります】

腰痛というと、腰だけをケアしようと考える方が多いのですが、実は歩き方も腰痛と深く関係しています。


歩くたびに身体へかかる衝撃は、股関節や膝、足首などが協力して吸収しています。


しかし、歩き方にクセがあると、その衝撃を腰だけで受け止めることになり、慢性的な腰痛につながることがあります。


例えば、

◯ 歩幅が極端に狭い

◯ 猫背のまま歩いている

◯ 左右どちらかに体重が偏る

◯ 足を引きずるように歩く

◯ お尻の筋肉を使わずに歩いている


このような歩き方では、知らないうちに腰へ負担が蓄積します。


当院でも歩行分析を行うと、「腰が悪いと思っていた原因が歩き方だった」というケースは少なくありません。


歩行を改善することで、腰だけでなく膝や股関節への負担も軽減できる可能性があります。


【体幹だけでなくお尻や股関節も重要】

「腰痛には腹筋を鍛えましょう。」 このような話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

もちろん体幹の筋肉は大切ですが、それだけでは十分ではありません。 腰への負担を減らすためには、

◯ お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋)

◯ 股関節周囲の筋肉

◯ 太ももの筋肉

◯ 体幹のインナーマッスル

これらがバランスよく働くことが重要です。


特にお尻の筋肉は、歩く・立つ・階段を上るなどの日常生活で身体を支える重要な役割を担っています。


お尻の筋肉が十分に働かないと、その分を腰の筋肉が補おうとするため、腰痛を繰り返しやすくなります。


そのため、腰だけを鍛えるのではなく、股関節やお尻を含めた全身の運動療法を行うことが再発予防につながります。


【毎日続けられる生活習慣の工夫】

腰痛対策は、一度だけ頑張るよりも、毎日少しずつ続けることが何より大切です。 難しいことを始める必要はありません。


例えば、

◯ 1時間に一度は立ち上がる

◯ エレベーターではなく階段を使う

◯ 毎日15〜30分程度歩く

◯ 十分な睡眠をとる

◯ 身体を冷やさないよう心掛ける

◯ バランスの良い食事を意識する


このような小さな積み重ねが、腰への負担を減らし、再発予防につながります。


また、腰痛があるからといって運動を完全にやめてしまうのではなく、「今の身体でできること」を続けることが大切です。


腰痛は一日で改善するものではありませんが、身体の使い方や生活習慣を見直すことで、少しずつ変化していく可能性があります。


セルフケアは腰痛改善の第一歩ですが、それだけでは十分でない場合もあります。 次章では、

「セルフケアだけでは改善しない腰痛」と「理学療法士による評価や運動療法がなぜ重要なのか」について詳しく解説していきます。

第4章 セルフケアだけでは改善しないこともある|理学療法士による評価と運動療法が重要な理由

腰痛の多くは、適切なセルフケアや生活習慣の改善によって症状の軽減が期待できます。


しかし、

「ストレッチを続けても変わらない」

「整体やマッサージを受けても数日で元に戻ってしまう」

「ぎっくり腰を何度も繰り返している」

「痛みだけでなく足のしびれもある」

このような場合は、腰そのものではなく、身体全体のバランスや動きに原因が隠れている可能性があります。


腰痛は一人ひとり原因が異なるため、「誰にでも同じ施術」「同じ運動」が効果的とは限りません。


そのため、改善を目指すためには、まず身体の状態を正しく評価することが重要になります。


【腰だけを見ても原因が分からないことがあります】

腰が痛いと、多くの方は「腰に原因がある」と考えます。

もちろん、腰そのものが痛みの原因になっていることもありますが、実際の臨床では腰以外に原因が見つかるケースも少なくありません。


例えば、

◯ 股関節の動きが悪い

◯ お尻の筋肉が十分に働いていない

◯ 足首が硬くなっている

◯ 背中(胸椎)の動きが少ない

◯ 左右の筋力バランスが崩れている


このような状態では、本来他の関節や筋肉が分担するはずの負担を腰だけで支えることになり、腰痛を繰り返しやすくなります。


そのため、「腰だけをほぐす」だけでは根本的な改善につながらないことがあります。


まずは、「なぜ腰へ負担が集中しているのか」を明らかにすることが大切です。


【姿勢・歩行・関節・筋肉を総合的に評価】

腰痛の原因を見つけるためには、痛みのある場所だけでなく、身体全体を評価する必要があります。

当院では、理学療法士としての知識と22年以上の臨床経験を活かし、一人ひとりの身体の状態を丁寧に確認しています。


具体的には、

◯ 姿勢のバランス

◯ 歩き方(歩行分析)

◯ 関節の動く範囲(可動域)

◯ 筋力や筋肉の使い方

◯ 日常生活や仕事での身体の使い方


などを総合的に評価します。


例えば、デスクワークが多い方と立ち仕事が多い方では、腰へ負担がかかる原因が異なります。


また、同じ慢性腰痛でも、股関節の硬さが原因の方もいれば、歩行時の身体の使い方が原因の方もいます。


だからこそ、一人ひとりの身体に合わせた評価が欠かせません。


【一人ひとりに合わせた運動療法を提案】 評価をもとに、当院ではその方の身体の状態に合わせた運動療法をご提案しています。


運動療法というと、「筋トレをたくさんする」というイメージを持たれる方もいますが、実際にはそうではありません。


症状や身体の状態に応じて、

◯ 関節の動きを改善する運動

◯ 筋肉を正しく使えるようにする運動

◯ 股関節やお尻を活性化するトレーニング ◯ 歩き方を改善するための練習

◯ 再発を防ぐための日常生活指導


などを組み合わせながら進めていきます。


また、当院では「できるだけ自分の力で改善していくこと」を大切にしています。


施術によって一時的に身体を整えるだけではなく、ご自宅でも続けられる運動やセルフケアをお伝えすることで、腰痛を繰り返しにくい身体づくりを目指します。


理学療法士として長年多くの腰痛の方をみてきた経験からも、「自分で身体を動かせるようになること」が、長期的な改善につながる重要なポイントだと考えています。


【スウェーデン発祥のマスターケアを活用したサポート】

当院では、施術や運動療法に加え、スウェーデンで開発された「マスターケア」を活用したサポートも行っています。


マスターケアは、身体に過度な負担をかけることなく、心地よく背骨を動かしながらコンディションを整えることを目的とした機器です。


期待できるサポートとしては、

◯ 背骨の動きを促す

◯ 筋肉の緊張を和らげる

◯ 血流を促す

◯ 運動療法を行いやすい身体づくりをサポートする

といった点が挙げられます。


もちろん、マスターケアだけで腰痛が改善するわけではありません。


当院では、評価・施術・運動療法・セルフケア指導と組み合わせることで、一人ひとりの身体に合わせたサポートを行っています。


【柏市でぎっくり腰や慢性腰痛にお悩みの方へ】

腰痛は、痛みを我慢しながら生活を続けているうちに、少しずつ日常生活の質を低下させてしまうことがあります。


◯ 朝起きるのがつらい

◯ 長時間座っていられない

◯ 趣味やスポーツを楽しめない

◯ 仕事に集中できない

◯ またぎっくり腰になるのではないかと不安


このようなお悩みを抱えている方も少なくありません。


フィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院では、腰痛のある部分だけを見るのではなく、姿勢や歩行、関節の動き、筋肉のバランスまで総合的に評価し、一人ひとりに合わせた施術と運動療法をご提案しています。


理学療法士として22年以上の臨床経験と、500名以上のセラピストを指導してきた経験を活かし、

「なぜ腰痛が起きているのか」

「どうすれば再発を防げるのか」

を分かりやすくご説明しながら、改善をサポートしています。


「何度もぎっくり腰を繰り返している」

「慢性腰痛がなかなか改善しない」

「将来も元気に歩き続けたい」とお考えの方は、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

まとめ

腰痛は、日本人にとって非常に身近な症状ですが、その原因や症状は一人ひとり異なります。


ぎっくり腰のように突然強い痛みが現れるものもあれば、慢性腰痛のように少しずつ痛みが続くものもあります。


また、腰そのものだけではなく、股関節やお尻、歩き方、日常生活の習慣などが影響しているケースも少なくありません。


そのため、

「腰が痛いから腰だけをケアする」

という考え方ではなく、身体全体を見直すことが、改善や再発予防につながる大切なポイントになります。


今回の記事のポイントを振り返ると、

◯ 腰痛にはさまざまな種類があることを知ることが大切

◯ 原因に合わせた対策を考えることが再発予防につながる可能性があります

◯ 身体全体を評価し、自分に合った方法を見つけることが大切


という3つが重要になります。


腰痛は、適切な評価と運動療法、そして日々の生活習慣を見直すことで改善が期待できるケースも少なくありません。


「痛みを我慢し続けないためにも」

「好きなことを長く楽しむためにも」

「将来も安心して歩き続けるためにも」


ご自身の腰痛としっかり向き合い、早めに適切な対策を始めることをおすすめします。


柏市のフィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院では、理学療法士が姿勢・歩行・関節・筋肉の状態を総合的に評価し、一人ひとりの身体に合わせた施術と運動療法をご提案しています。


ぎっくり腰を何度も繰り返している方、慢性腰痛がなかなか改善しない方、病院や整骨院、整体に通っても思うような変化を感じられなかった方も、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。


あなたが痛みの不安なく毎日を過ごし、仕事や趣味、旅行など、好きなことを心から楽しめるよう、私たちが全力でサポートいたします。


著者  フィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院代表 菅原寛之

----------------------------------------------------------------------

フィジオ・リスタート ASHITA

住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102

電話番号:090-3201-1864


----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG