姿勢と動作の安定性?

query_builder 2023/05/14
腰痛
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柏駅から徒歩5分。地域の方の暮らしと笑顔をサポートするリハビリ整体院、フィジオリスタートASHITAの菅原です。


本日は姿勢と動作の安定性についてお話しいたします。


【支持基底面と重心線】


姿勢や運動が安定するためには、

(1)支持基底面が広い、

(2)重心が低い、

(3)質量が大きい


といった条件があります。


人が立っている場合の支持基底面は、両足の足底面(足の裏)と、それらで囲まれた面のことをいいます。


なお、両足をそろえて立つよりも、両足は開いて立つ方が支持基底面は

大きくなります。


さらに、枚をついたり歩行器などの道具を使ったりすれば、支持基底面を広げることができます。


重心が動いても、重心から真下に下ろした重心線が基底面の中に収まっていれば転倒しにくくなります。


ですので支持基底面が大きいほど、また、重心線が支持基底面の中心に近いほど安定性は高くなります。


重いものの方が動かすためにエネルギーが必要になるからです。


いくつものパーツの組み合わせである人体は、同じ重量で同じ高さの重心を持つ円柱よりも安定性は低くなります。


運動を行なっている場合は、足底などと床との接触面の摩擦が大きければ安定性も高くなります。


さらに人間の場合は、体のバランスを取る機能も安定性に影響します。


これらの考えを利用して安定さを高めて転倒予防にも役立ちます。


じっとしているときの静的安定性、動きながらバランスをとる動的安定

性、がありますが、歩くということは、動的安定性が必要とされます。


そのために人はいくつかの運動要素をふんだんに使っています。


1.ヘッドコントロール

2.バランス反応

3.体軸内回旋

4.アームサポート

5.体重移動

6.抗重力伸展


これらの反応が運動の質を高めて、バランスすらもコントロールしています。


上手く歩けない人は、これらの要素の何かに欠けていることが考えられます。


これらを細かくチェックして、足りない要素を引き出すために、硬くなった筋肉を緩めたり、使えていない筋肉を使いやすくするように働きかけを

していきます。


本来できるはずの運動を

引き出して出来なかったことを【出来る】に変えていきます!

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フィジオ・リスタート ASHITA

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