痛みはどのようにして伝わるの?

query_builder 2024/01/29
腰痛肩こりセミナー
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千葉県柏市、柏駅から徒歩5分、リハビリ整体院フィジオ・リスタートASHITAです。


2024年2月から新しく整体スクールも始めます。

 整体スクールでも大事にしているのは、痛みに悩んでいらっしゃるお客様の問題をいかにコミットして解決していくかです。


コロナ禍で外出を控える方が多い中、それでも 痛みを解決したくて整体院に通われる方が、たくさんいらっしゃいました。腰痛で今日これから すぐみてもらえないか?肩こりで頭痛やめまいが 苦しい、膝痛で歩けない、などなどです。


その多くの方が悩んでいる痛みが、どのように伝わっているのか、痛みのネットワークをお伝えしたいと思います。


痛みは人にとって大切な感覚ですが、その経路は意外と複雑なものです。


まず、痛みは受容体と呼ばれるセンサーで、機械刺激(手を切る、冷たいなどの刺激)、温度刺激(暑い、冷たいなどの刺激)、化学刺激(炎症が起こるなどの刺激)など様々な刺激を感じ取ります。


その後感じた刺激は、受容体と呼ばれる発電所のような役割をする場所で、それぞれ電気的な信号に変換されます。


電気信号に変わった痛みの信号は、受容器の種類により決められた電線(神経)により中継基地(後根神経節)を介して、変電所(脊髄)に送られます。


これらの電線は、変電所(脊髄)の中にある専門部署(後角)に接続されて、そこで電気的信号を神経伝達物質と呼ばれる化学物質に変化させます。


これは、受容器から脳まで一本の電線で情報を伝えようとすると、たくさんの電線が必要になるためです。


そのため、いったん脊髄で【神経伝達物質】に変化させることで、情報を集約し、次の電線(脳へ伝える神経)にその情報を伝えるのです。


次の電線は、さらに痛みのセンサーである脳の各場所に情報を与えます。 脳では痛みを感じる大脳皮質や、感情を司る、大脳辺縁系など、様々な場所へ送られ、痛みとして認知します。 なお、脳のどの場所へ伝わるかは、痛みを作った発電所(受容器)の種類により違ってきます。 このように、痛みの伝達は単純なように見えますが、様々な場所を経由して、脳へその情報を伝えているのです。


※痛みの伝達は、電気の流れに似ていますね。例えば、発電所のソーラーパネルから作られた電気が変電所を経て、他の建物に送られていくイメージに似ています。


用語

【神経伝達物質】

神経から神経に情報を伝える際、神経と神経が連絡する。シナプスと呼ばれる場所で情報をやり取りするための物質。神経伝達物質には様々なものがあり、伝える情報の種類によって分けられています。

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フィジオ・リスタート ASHITA

住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102

電話番号:050-3708-0417

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