腰痛ガイドラインに基づく5つの腰痛対策! 正しい知識で早期改善を目指そう!

query_builder 2024/12/11
腰痛自律神経肩こり
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腰痛は多くの人が経験する身近な症状ですが、その対策については誤解が多く、不適切な対応が慢性化を招く原因になることも少なくありません。

今回は、腰痛ガイドラインに基づいた5つの腰痛対策を解説し、正しい知識と行動が早期改善と再発予防につながることをお話ししていきます。

1. 不安や恐怖に打ち勝つことが腰痛改善の第一歩

腰痛に対して「治らないかもしれない」「もっと悪化するのでは」と不安を抱えると、症状が悪化しやすく、回復も遅くなります。


しかし、ほとんどの腰痛は、風邪や擦り傷のように時間が経てば自然に治る一時的な症状です。


安心することで痛みが和らぎ、活動範囲が広がり、回復も早まります。


痛みが強いときでも、「日にち薬が治してくれる」というポジティブな意識を持つことが重要です。


不安に支配されないよう、自分に「グリーンライト(OK)」を出してあげましょう。

2. 安静第一の神話を捨てて、動ける範囲で動く

「腰痛には安静が一番」という考え方は、実は医学的根拠がありません。


安静にし過ぎると筋力低下や関節の硬化、骨密度の低下などを招き、逆に回復を遅らせてしまうことが分かっています。


痛みが強く動けないときは仕方ありませんが、少しでも動けるようになったら、自宅の中を歩くなど、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。


立ち上がり、自分の足で歩くことで、回復のスピードが確実に上がります。

3. できるだけ普段通りの生活を心がける

腰痛があっても、可能な限り普段通りの生活を続けることが重要です。


仕事や家事を痛みの範囲内で行うことで、回復が早まり、慢性化や再発のリスクを抑えることができます。


激しい痛みで一時的に休職した場合でも、痛みが完全に消えるのを待つ必要はありません。


軽作業から復帰し、徐々に通常業務に戻ることが理想です。


活動を再開することで、腰痛が自然に治るプロセスを加速することができます。

4. 簡単な鎮痛法で痛みを軽減する

心理的ストレスが腰痛を悪化させることは医学的にも明らかになっています。


そのため、自分に合ったストレス解消法を見つけ、リラックスする時間を確保することが重要です。


例えば、散歩や好きな音楽を聴く、趣味に没頭するなど、心から楽しめることを日常に取り入れましょう。


また、「スウェーデン式リラクゼーション法」のような呼吸法を活用するのもおすすめです。


※スウェーデン式リラクゼーション法のやり方

 

4つ数えて息を吸い込みます。


②息を止めて16数えます。


③8つ数えて息を吐き切ります。


これを10回繰り返すことで、副交感神経が優位になり、体がリラックスするのを実感できるでしょう。

実践することで腰痛の慢性化を防ぐ

これらの5つの対策を実践することで、腰痛の回復時間が短縮し、慢性化を防ぐことができます。


実際にオーストラリアのビクトリア州で実施された「腰痛に屈するな」というキャンペーンでは、正しい知識の普及により腰痛関連の医療費や欠勤日数が大幅に削減されました。


腰痛の改善には、医師任せではなく、自分自身が主治医のつもりで正しい対策を実行することが大切です。これを参考に、安心して腰痛に立ち向かいましょう。

当院のサービスと併用していただくとより効果を感じていただけることと思います。


まとめ

腰痛は正しい知識と行動によって、早期改善が可能です。


不安を和らげ、適度に動き、普段通りの生活を心がけることで、再発リスクも低減します。


腰痛に悩んでいる方は、ぜひこの内容を実践してみてください。

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