腸腰靱帯が原因の腰痛に悩む方へ:原因と対策を解説

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腰痛自律神経
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腰痛に悩む方の中でも、「長時間座ると痛みが増す」「前屈や起き上がる動作がつらい」といった症状にお心当たりはありませんか?

それは、腸腰筋や腸腰靱帯が原因の腰痛かもしれません。

今回では、腸腰靱帯に焦点を当ててその原因と具体的な対策を分かりやすくお話しします。

1.腸腰靱帯とは?

腸腰靱帯は、腰椎と骨盤をつなぐ靱帯で、体を支える重要な役割を担っています。


この靱帯が硬くなったり炎症を起こすと、腰の動きに制限がかかり、腰痛の原因になることがあります。


特に以下のような方に影響が出やすいです:

▪️デスクワーク中心で座りっぱなしの方


▪️運動不足や姿勢が悪い方


▪️重いものを持ち上げる機会が多い方


腸腰靱帯が硬化すると、周辺の筋肉や神経を圧迫し、痛みやしびれが現れることがあります。

2.腸腰靱帯が原因の腰痛の特徴

腸腰靱帯が原因の場合、以下のような症状がみられることが多いです:

1 立ち上がるときに腰が痛む


長時間座った後に立つとき、痛みが強くなるのが特徴です。


下腹部や太もも前面にも違和感がある


腸腰筋の影響で、腰だけでなく股関節や太ももの前に痛みが広がることがあります。


腰を反らすと痛みが増す


腸腰靱帯が硬いと、腰を反らす動作で痛みが強くなることがあります。

3.腸腰靱帯が原因の腰痛への具体的な対策

腸腰靱帯が硬くなる原因は姿勢や筋肉の柔軟性不足が大半です。

そのため、次の3つのステップでケアを行いましょう。


1. ストレッチで柔軟性を向上

腸腰靱帯をゆるめるには、腸腰筋のストレッチが効果的です。以下のストレッチを試してみてください:

▪️ランジストレッチ

①片膝を床につけ、もう片方の膝を90度に曲げて立てる。

前に出した膝に体重を乗せるようにゆっくりと重心を移動。

太ももの付け根が伸びるのを感じながら20秒キープ。

このストレッチは左右それぞれ2~3回行いましょう。


2. 正しい姿勢を意識する 腸腰靱帯への負担を減らすために、デスクワーク時には以下の点を意識してください:

▪️椅子に深く座る

骨盤が後ろに傾くのを防ぎ、腸腰靱帯への負担を軽減できます。


▪️足裏をしっかり床につける

足が浮いた状態では腰に負担がかかりやすくなります。足元に台を置くのも効果的です。


3. セルフマッサージで血流を促進

腸腰靱帯周辺の血流を改善することで硬さを緩和できます。テニスボールやフォームローラーを使い、以下の方法を試しましょう:

床に仰向けに寝て、腰の下にテニスボールを置く。

痛みを感じるポイントを軽く圧迫し、30秒~1分間深呼吸する。


無理をせず、心地よい範囲で行うことがポイントです。

4.腰痛を予防する生活習慣

日常生活における少しの工夫で、腸腰靱帯への負担を減らせます。


▪️30分に一度は立ち上がる

長時間座り続けると腸腰筋が硬くなります。

30分ごとに立ち上がり、体を伸ばす習慣をつけましょう。


▪️軽い運動を取り入れる ウォーキングやヨガは腸腰靱帯を健康に保つのに効果的です。

5.症状が改善しない場合は専門家に相談を

上記の方法を試しても改善しない場合や、痛みが悪化する場合は、早めに専門家の診察を受けることをおすすめします。


当院「フィジオ・リスタート  ASHITA」では、理学療法士による個別のカウンセリングと施術を行っています。


腸腰靱帯をはじめとする腰痛の原因を根本から解消するためのアプローチをご提案します。お気軽にご相談ください。

6.まとめ

腸腰靱帯が原因の腰痛は、ストレッチや姿勢改善、セルフケアで予防や改善が可能です。

ただし、放置すると悪化するリスクもあるため、適切なケアを継続することが大切です。

まずはご紹介した方法を試し、それでもつらい場合は専門家にご相談ください。


腰痛のない快適な生活を目指して、ぜひ一歩踏み出しましょう!

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フィジオ・リスタート ASHITA

住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102

電話番号:050-3708-0417

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