柏市・我孫子市の高齢者へ|筋力強化で“歩ける体”をつくり健康寿命をのばす方法とは?

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腰痛自律神経肩こり
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はじめに 日本は世界的に見ても長寿国として知られていますが、長く生きるだけでは不十分です。


重要なのは「健康で自立した生活を続けられる期間」、すなわち「健康寿命」をいかに延ばすかという視点です。


高齢者の健康寿命を延ばすうえで最も基本的かつ効果的な方法のひとつが、「自分の足で歩くこと」です。


歩行能力の維持には筋力が不可欠です。


今回は、高齢者が筋力を強化し、「歩ける体」を取り戻すことの重要性を、理学療法士としての視点から丁寧に解説していきます。

1.筋力が衰えるとどうなるか

年齢を重ねると筋肉量は自然と減っていきますが、そのスピードは生活習慣や活動量に大きく左右されます。


とくに太ももやふくらはぎ、臀部などの下肢の筋肉は、日常生活で使わなければ急速に弱っていきます。


歩く頻度が減れば、筋力が衰え、転びやすくなり、さらに歩かなくなるという悪循環に陥ります。


また、筋力低下は身体のバランスを崩し、転倒や骨折のリスクを高めるだけでなく、血流の悪化、内臓機能の低下、認知機能の低下にもつながります。

ひざ関節や股関節の痛みが出る原因にもなります。


結果として、介護が必要な状態になってしまう可能性が高くなるのです。

2.歩けることで得られる多面的な健康効果

歩行は単なる移動手段ではありません。


歩くことで全身の血流が促進され、脳への血流も増えるため、認知症の予防にもつながります。


また、筋肉の収縮によって血液循環が良くなり、冷え症やむくみの改善、消化器官や自律神経系の安定にも役立ちます。


日光を浴びることによりビタミンDが生成され、骨の健康を保つこともできます。骨粗しょう症対策

になります。


さらには、外出を通じて人との関わりが生まれ、孤独感の軽減や社会参加の促進にもつながります。

3.運動による筋力強化と継続の工夫

高齢者でも適切な方法であれば、筋力は再びつけることが可能です。


たとえば、

椅子からの立ち上がり運動、つま先立ち、もも上げなどは、自宅で安全に行えるシンプルな運動です。


これらの運動を1日数分でも継続することで、着実に筋力とバランス感覚が向上します。


さらに、ウォーキングを毎日の習慣にすれば、有酸素運動としての効果も加わり、全身の健康維持に大きく貢献します。


(ここで大切なのはウォーキングも正しくできれば良いのですが、誤った歩き方をする事でひざ関節や股関節を痛めてしまうこともあるので、当院では正しい歩き方のご指導もしています)


日常生活の中で運動を習慣化するためには、

「孫と遊びたい」


「また旅行に行きたい」


など、自分なりの目的や願いを明確にしておくことが重要です。


明確な目標があることで、運動が単なる義務ではなく

「夢を叶えるための手段」

となり、継続する力になります。

4.専門的支援と地域での取り組み

フィジオ・リスタートASHITA 血流リハビリ柏整体院では、理学療法士が一人ひとりの身体機能を正確に評価し、最適な運動プログラムを個別に提供しています。


マスターケアという背骨牽引機器を活用し、筋肉のリラックスや神経の通りを良くすることで、腰痛や歩行障害の改善にも取り組んでいます。


また、下肢筋だけでなく、体幹(腹筋や背筋)の強化も重視しています。


体幹が安定することで姿勢が整い、ふらつきを防ぎ、安全な歩行が可能になります。


さらに、食事面ではタンパク質やビタミンDの摂取指導、栄養補助食品の活用など、多角的な支援を実施しています。


筋力強化や痛みへの対応が施術という外からの働きかけだけでなく、栄養といった内側からの働きかけも必要になるからです。


また、当院代表は理学療法の養成期間での教員経験や介護予防運動指導員の資格もあり、地域で

転倒予防の教室や介護予防教室、認知予防教室も開催してきました。


様々な視点から高齢者をサポートしていきいきと

暮らしていける取り組みも大切です。


5.実際の改善事例と社会的な意義

70代男性で脊柱管狭窄症のため100mも歩けなかった方が、理学療法士による運動指導とマスターケアを使ったリハビリで、わずか数か月後には1km以上歩けるようになった例があります。


また、外出を諦めていた80代女性が、筋トレと自宅での自主運動を継続することで、買い物や近所への散歩が日課になった事例もあります。


こうした改善は、本人の生活の質を高めるだけでなく、転倒や寝たきり、入院などを防ぎ、医療費や介護費の軽減にもつながります。


つまり、高齢者の歩行能力を維持・改善することは、社会全体にとっても非常に価値ある取り組みなのです。

おわりに

人生100年時代において、自分の足で歩けるということは、単なる身体能力の話ではありません。


それは

やりたいことができる」


「行きたいところに行ける」


「人と関われる」


といった、人生の質そのものに関わる話なのです。


年齢を重ねてもなお、主体的に行動し、自分らしい暮らしを送るには、まず歩ける体が不可欠です。


これまで多くの方が、ほんの少しの運動習慣から大きな成果を手にしてきました。


「数メートルしか歩けなかったのが、500メートル歩けるようになった」


「階段が怖くなくなった」


「杖なしの生活に戻れた」


など、努力を重ねた分だけ、体は必ず応えてくれます。


フィジオ・リスタートASHITA 血流リハビリ柏整体

は、そうした努力に応えるため、理学療法士の専門性を生かし、心と体に寄り添うサポートを行っています。


「もう一度歩きたい」


「健康でいたい」


という想いに、誠実に、丁寧に応えていきます。


健康寿命をのばす鍵は、いつの時代も「自分の体を信じて動かし続けること」です。


今この瞬間から、その第一歩を踏み出してみてください。


歩けることが、きっとあなたの毎日を変えてくれます。

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フィジオ・リスタート ASHITA

住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102

電話番号:050-3708-0417

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