肩こり・五十肩を予防する食事法|柏の理学療法士がすすめる肩のための栄養学
腎臓と肩こり編第3部
肩こりや五十肩でお悩みの方の多くは、
「肩を揉めば良くなる」 「整体やマッサージに通えば改善する」
と考えがちです。
もちろん施術や運動療法は重要です。
しかし、肩の筋肉や腱、関節包を作っている材料は、毎日の食事から供給されています。
どれだけ良い施術を受けても、身体を作る材料が不足していれば回復力は高まりません。
私は理学療法士として20年以上、多くの肩こりや五十肩の方を見てきました。
その中で感じるのは、
◯ 回復が早い人
◯ 痛みが長引く人
には生活習慣や食習慣の差があるということです。
今回は肩の健康を守るために大切な栄養学について解説します。
第1章 肩の組織は何からできているのか?
肩関節は非常に複雑な構造をしています。 肩を支えている主な組織は、
◯ 腱板
◯ 筋肉
◯ 靭帯
◯ 関節包
◯ 軟骨
です。
これらの材料になるのがタンパク質です。
タンパク質が不足すると、
◯ 筋力低下
◯ 腱の修復遅延
◯ 関節機能低下
が起こりやすくなります。
特に50歳を超えると筋肉を作る力が低下するため、若い頃よりも意識してタンパク質を摂る必要があります。
おすすめは、
◯ 魚
◯ 卵
◯ 鶏肉
◯ 大豆製品
◯ ヨーグルト
です。
肩こりや五十肩がある方ほど、まずは身体を作る材料を十分に確保することが重要です。
第2章 肩の炎症を抑える栄養素とは?
肩こりや五十肩では慢性的な炎症が起こっていることがあります。 炎症が長引くと、
◯ 痛み
◯ 可動域制限
◯ 組織の硬さ
が続きます。
そこで重要になるのが青魚に含まれるEPAやDHAです。
代表的な魚は、
◯ サバ
◯ イワシ
◯ サンマ
◯ ブリ
です。
EPAやDHAは身体の炎症反応を穏やかにする働きが期待されています。
また血流改善にも役立つ可能性があります。
肩の痛みを抱える方は肉中心ではなく、魚を積極的に取り入れることがおすすめです。
週に3~4回以上魚を食べる習慣は肩だけでなく血管や脳の健康にも良い影響を与えます。
第3章 肩の腱や靭帯を守るビタミンCとビタミンD
肩の腱板や靭帯の主成分はコラーゲンです。
コラーゲンを作るために欠かせないのがビタミンCです。
不足すると、
◯ 組織修復の遅延
◯ 疲労感
◯ 血管の脆弱化
につながる可能性があります。
おすすめの食品は、 ◯ キウイ
◯ ブロッコリー
◯ パプリカ
◯ イチゴ
◯ 柑橘類
です。
さらに近年注目されているのがビタミンDです。
ビタミンDは、
◯ 骨の健康維持
◯ 筋力維持
◯ 腱機能維持
に重要です。
不足している方は非常に多いといわれています。
ビタミンDを多く含む食品は、
◯ 鮭
◯ サバ
◯ イワシ
◯ 干ししいたけ
などです。
また適度な日光浴も大切です。
第4章 リン酸Naと加工食品を摂り過ぎない理由
第1部、第2部でも解説したように、現代人はリンを摂り過ぎる傾向があります。
特に、
◯ ハム
◯ ソーセージ
◯ ベーコン
◯ カップ麺
◯ コンビニ食品
にはリン酸塩が多く使われています。
リンが過剰になると、 ◯ カルシウム代謝異常
◯ 骨密度低下
◯ 血管石灰化
◯ 腎臓への負担
につながる可能性があります。
結果として血流が低下し、 肩の筋肉や腱への栄養供給も低下します。
毎日食べる必要はありません。
しかし習慣化している方は少しずつ減らすことをおすすめします。
第5章 フィジオ・リスタート ASHITAが考える「血流×肩の健康」
当院では肩こりや五十肩を肩だけの問題とは考えていません。
肩の健康を維持するためには、
◯ 良い栄養
◯ 良い血流
◯ 良い姿勢
◯ 良い歩き方
が必要です。
特に歩行は重要です。 歩くことで、
◯ ふくらはぎ
◯ 太もも
◯ お尻
の筋肉が働きます。
これにより筋ポンプ作用が活性化し、全身の循環が改善します。
血液は栄養や酸素を運ぶ役割があります。
つまり歩くことは肩へ栄養を届けることにもつながるのです。
その結果、
◯ 肩こり予防
◯ 五十肩予防
◯ 再発予防 につながります。
まとめ
肩こりや五十肩を改善するためには、施術だけではなく身体の材料となる栄養も重要です。
特に意識したいのは、 ◯ タンパク質
◯ EPA・DHA
◯ ビタミンC
◯ ビタミンD
◯ ミネラル
です。
反対に、
◯ 加工肉
◯ 清涼飲料水
◯ 超加工食品
の摂り過ぎには注意が必要です。
肩の健康は、
「食事」
「運動」
「血流」
「姿勢」
の積み重ねによって作られます。
フィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院では、肩だけでなく全身の状態を確認しながら、歩行・姿勢・血流改善まで含めた総合的なサポートを行っています。
肩こりや五十肩がなかなか改善しない方は、一度ご自身の食生活にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
フィジオ・リスタート ASHITA
住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102
電話番号:090-3201-1864
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