神経を回復させる食事とは?柏の理学療法士がすすめる栄養と血流改善の考え方
神経の回復には「施術」だけでなく「栄養」も必要です
足のしびれや坐骨神経痛で悩んでいる方の多くは、痛みやしびれが出ている場所に意識が向きます。
「腰が悪いのではないか」 「神経が圧迫されているのではないか」 「筋肉が硬いからではないか」 このように考える方は多いと思います。
もちろん、神経の圧迫、筋肉の硬さ、姿勢の崩れ、歩き方の癖はとても重要です。 しかし、もう一つ見落としてはいけない大切な視点があります。
それが、 神経を修復するための栄養 です。 神経も身体の一部です。
1筋肉や骨、皮膚と同じように、神経が働き、回復するためには材料が必要です。
家を修理する時に木材や道具が必要なように、神経の回復にもタンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質などが必要になります。
さらに、栄養を摂るだけでは不十分です。
その栄養を神経へ届けるためには血流が必要です。
フィジオ・リスタート ASHITA 血流リハビリ柏整体院では、足のしびれや坐骨神経痛に対して、神経の圧迫だけでなく、血流、姿勢、歩行、運動、栄養の視点から総合的に考えています。
今回は第3部として、神経を回復させるために大切な栄養素と、積極的に摂りたい食事についてわかりやすく解説します。
第1章|神経修復に必要な栄養素とは?
神経の修復において、特に重要なのがビタミンB群です。
なかでも、
◯ ビタミンB1
◯ ビタミンB6
◯ ビタミンB12
は神経の働きと深く関係しています。
ビタミンB1は、神経がエネルギーを作るために必要です。
神経は情報を伝えるために多くのエネルギーを使います。
そのため、ビタミンB1が不足すると、神経が疲れやすくなり、しびれやだるさにつながることがあります。
ビタミンB6は、神経伝達物質の合成に関わります。
神経同士が情報をやり取りするためには、神経伝達物質が必要です。
ビタミンB6が不足すると、神経の働きが乱れやすくなります。
ビタミンB12は、神経を包む髄鞘という部分の維持に関係します。
髄鞘は、電線でいうところのカバーのような役割をしています。
このカバーが弱くなると、神経の情報伝達がうまくいかなくなり、しびれや感覚異常につながることがあります。
また、タンパク質も非常に重要です。
神経も細胞でできています。 細胞の修復にはタンパク質が必要です。
肉、魚、卵、大豆製品などからしっかり摂ることが大切です。
さらに、神経細胞の膜を作る材料として、オメガ3脂肪酸も大切です。
サバ、イワシ、アジ、サンマなどの青魚に多く含まれます。
神経の炎症を抑える視点でも、青魚は積極的に摂りたい食品です。
マグネシウムも神経と筋肉の興奮を調整するうえで重要です。
不足すると、筋肉がつりやすい、こわばりやすい、神経が過敏になりやすいといった状態につながることがあります。
海藻、大豆製品、玄米、ナッツ類などに含まれます。
ビタミンDも忘れてはいけません。
ビタミンDは骨だけでなく、筋肉や神経の働きにも関係しています。
鮭、サバ、卵黄、きのこ類などに含まれます。
また、適度な日光浴によって体内でも作られます。
神経修復に必要な栄養素をまとめると、
◯ ビタミンB群
◯ タンパク質
◯ オメガ3脂肪酸
◯ マグネシウム
◯ ビタミンD
が重要です。
第2章|神経に良い食事は「和食中心」が基本
神経のための食事と聞くと、特別なサプリメントを想像する方もいるかもしれません。
しかし、基本は日々の食事です。
特におすすめなのが、和食中心の食事です。
例えば、
◯ ご飯
◯ 味噌汁
◯ 焼き魚
◯ 納豆
◯ 卵
◯ 豆腐
◯ 海藻
◯ 野菜
このような食事は、神経に必要な栄養素をバランスよく摂りやすい内容です。
サバやイワシなどの青魚には、オメガ3脂肪酸とビタミンDが含まれます。
豚肉にはビタミンB1が多く含まれます。
納豆や豆腐などの大豆製品は、タンパク質とマグネシウムを補うのに役立ちます。
卵はタンパク質、ビタミンB群、脂質を含む優秀な食品です。
海藻にはマグネシウムなどのミネラルが含まれます。
玄米もビタミンB群やミネラルを含むため、白米中心の食事に比べて栄養価を高めやすくなります。
おすすめの食事例としては、
朝食では、
◯ 納豆ご飯
◯ 卵
◯ 味噌汁
◯ 焼き海苔
昼食では、
◯ 豚肉の生姜焼き定食
◯ サバ定食
◯ 鮭定食
夕食では、
◯ 焼き魚
◯ 豆腐
◯ 海藻サラダ
◯ 野菜の味噌汁
などが考えられます。
大切なのは、単品で済ませないことです。
菓子パンとコーヒーだけ。
麺類だけ。 おにぎりだけ。
このような食事が続くと、カロリーは足りていても、神経修復に必要な栄養素が不足しやすくなります。
しびれや神経痛がある方ほど、
「何を減らすか」 だけでなく、
「何を足すか」
を考えることが大切です。
第3章|神経を弱らせやすい食事にも注意しましょう
神経に良い食事がある一方で、神経や血流に負担をかけやすい食事もあります。
特に注意したいのは、糖質の摂りすぎです。
甘い飲み物、菓子パン、お菓子、白砂糖を多く含む食品が続くと、血糖値が乱れやすくなります。
血糖値の乱れは血管に負担をかけます。
神経は血流によって酸素や栄養を受け取っています。
そのため、血管の状態が悪くなると、神経の回復にも影響します。
糖尿病性神経障害という言葉があるように、血糖の問題は神経症状と深く関係しています。
また、加工食品の摂りすぎにも注意が必要です。
加工肉、インスタント食品、スナック菓子、揚げ物中心の食生活が続くと、体内の炎症が高まりやすくなる可能性があります。
炎症が強い状態では、神経の過敏性が高まり、痛みを感じやすくなることがあります。
過度な飲酒も神経にとっては負担になります。
アルコールはビタミンB群の消費を増やすことがあります。
ビタミンB群は神経に重要な栄養素です。
そのため、飲酒量が多い方は神経症状が長引く可能性も考えられます。
避けたい食習慣としては、
◯ 清涼飲料水を毎日飲む
◯ 菓子パンが朝食の中心
◯ 夜遅くに甘いものを食べる
◯ 加工食品が多い
◯ 野菜や魚が少ない
◯ アルコール量が多い
などがあります。
もちろん、すべてを完全に禁止する必要はありません。
大切なのは、毎日の積み重ねです。
「神経を回復させる食事」とは、特別な食事ではなく、神経が働きやすい身体環境を作る食事です。
第4章|栄養は摂るだけでなく「届ける」ことが大切
神経のために栄養を摂ることは大切です。
しかし、栄養を摂るだけでは不十分です。
なぜなら、栄養は血液によって運ばれるからです。
どれだけ良い食事をしても、血流が悪ければ神経まで十分に届きにくくなります。
ここがフィジオ・リスタート ASHITAが大切にしている考え方です。
当院では、 神経回復には「栄養」と「血流」の両方が必要 と考えています。
長時間座りっぱなし。
運動不足。
猫背。
筋肉の硬さ。呼吸が浅い。
こうした状態が続くと、全身の血流が低下しやすくなります。
特に足のしびれや坐骨神経痛では、腰から骨盤、股関節、ふくらはぎまでの血流環境が重要です。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれます。
歩くことでふくらはぎの筋肉が収縮し、血液を心臓へ戻す働きが高まります。
この筋ポンプ作用が低下すると、足の冷え、むくみ、だるさ、しびれ感
につながることがあります。
そのため、当院では食事だけでなく、
◯ 背骨ストレッチ
◯ 徒手療法
◯ 股関節運動
◯ 足関節運動
◯ 歩行改善
◯ ふくらはぎの筋ポンプ運動
を組み合わせて神経への血流改善を目指します。
マスターケアによる背骨ストレッチは、神経が通る背骨周囲の環境を
整える目的で活用しています。
徒手療法では、筋肉や筋膜の硬さを調整し、神経周囲の滑走性や血流環境を改善します。
運動療法では、筋肉を適切に使うことで血流を促します。
つまり、神経を元気にするには、
食べる
↓
血流で届ける
↓
動いて回復しやすくする
という流れが大切なのです。
フィジオ・リスタート ASHITA
住所:千葉県柏市あけぼの1-8-9 長妻ビル102
電話番号:090-3201-1864
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